デザインの配色を決める参考になる!おすすめの本6選

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デザインの基本

デザインの配色が決められない…、何か参考になるものないかな?

配色におすすめの本を紹介しますよ



デザインの配色を決めるのって結構難しいですよね。自分の好みにも左右されるので引き出しを増やすのが大変…。

そんなときは参考になるものを探すのではないでしょうか。
最近では配色をパッと探すのに便利なWEBサービスがいくつもありますが、僕はあえて本をおすすめします

今回は、配色の参考に本を使う理由と、おすすめの本6冊を紹介します。

本をおすすめする理由

プロが監修している信頼性の高い情報

出版されている本は、ほとんどがデザインや印刷のプロに監修されています

WEBサービスでは、ユーザーが投稿したり、AIによって生成されていたりするものが多いので、クオリティにばらつきがあります。

本であれば信頼性とクオリティの高い配色を選ぶことができますね

パラパラと眺めながら気軽に探せる

本は、PCで開いているデザインソフトを閉じることなく手元でパラパラと眺めることができます
配色を確認するために画面を何度も遷移するのは面倒ですが、本なら手軽で便利に作業を進められます。

紙に印刷されたときの色をイメージできる

印刷物のデザインをする場合、画面上の色と印刷後の色ではどうしても見た目が異なりますよね。

本であれば紙に印刷されているので、液晶画面よりは実際にどう表示されるかがイメージしやすいです。
もちろん、紙やプリンターによっても変わってくるので、実際に印刷して確認する作業は大切です。

本を参考にするデメリット

画面での表示色をイメージしにくい

これは先程の印刷したときの色をイメージしやすいというメリットの逆で、画面で表示した際の色はイメージしづらいです。

場所を取る

本は置く場所が必要になります。
デスクの上のスペースを専有してしまうのは大きなデメリットですね。

電子書籍という選択肢

上記に挙げたデメリットは、どちらも電子書籍を利用することで解決できますよね。
最近では電子版も同時に販売しているケースも多いので活用してみてください。


配色の参考になるおすすめの本6選

ここからは配色の参考になる本を6冊紹介します。

① 配色デザイン見本帳 配色の基礎と考え方が学べるガイドブック

配色のルールと実際の配色パターンを美しいグラフィックとともに掲載した配色見本帳です。

色の基本知識 、配色の基本、配色の実践と3段階で順を追って学習できるので、初心者から中級者まで幅広い層におすすめできます

具体的な実例が色のイメージごとに掲載いるので、「デザインに使ったらこんな感じになるんだ」というのが想像しやすいですよ。


② すぐに役立つ! 配色アレンジBOOK

五感で見て楽しむ実用配色ブックの先駆者、久野尚美さんによる配色ガイドブックです。

著者の独特の切り口で構築された膨大な量の色名とイメージのデータベースは、パラパラと眺めているだけでもインスピレーションが湧いてきますよ。

巻末には、著者の言葉でわかりやすく解説した色彩と配色の基礎知識ページや、身近なテーマからの逆引きで色を探せる便利なキーワード索引もあります。


③ Webデザイン良質見本帳 目的別に探せて、すぐに使えるアイデア集

この本は、415点の厳選した良質なWebサイトを集めた見本集です。

配色の理論などについては詳しく書かれていませんが、膨大な量の実例を見ることが出来るので、より実践的にイメージをふくらませられます

「アイデアが見つからない」「イメージはあるけど、何が必要で、どうつくればいいかわからない」といった時に ぴったりの一冊ですよ。


④ イメージを色で表現できる 配色デザイン事典

「原宿メルヘン」「熱帯魚の海」「すずらんのしおり」 など抽象的で変わったイメージの配色を紹介している本です。

それぞれのテーマに合わせたパターンやロゴ、塗り絵、ポスター、広告などのデザイン例が紹介されているので、実用性も十分。

自分の求めているイメージとキーワードを重ねながら、理想の配色を探してみてください。


⑤ かわいい色の本 デザインと言葉の配色ブック

この本は「かわいい色」にこだわって配色をまとめています。

豊富な作例サンプルとキーワードから、気に入ったセットを選んでそのまま配色するだけで、かわいくてオシャレな色の組み合わせがかんたんにできあがるので、初心者でも簡単に活用できます

色合わせそれぞれについているキーワードとキャッチコピーが絶妙で、頭の中のふんわりとしたアイデアをしっかり言葉で表現してくれますよ。


⑥ 和のきれいな配色 キーカラーで選べる配色見本アイデア帖

日本特有の色・配色に特化した、和の配色ハンドブックです。
色名の由来や歴史的な背景の解説とともに、多彩なイメージビジュアル、配色パターンを紹介しています。

配色についてはもちろん、伝統色の歴史などの知識も網羅的に身に着けられるので、読み物としても面白いですよ。

和風のデザインを作る際は特に重宝する一冊です。


まとめ

以上、配色の参考になるおすすめの本の紹介でした。

色を綺麗に扱うことが出来るようになると、デザインの幅が広がって更に楽しくなりますよね。

色彩感覚は経験で身についていくので、いいデザインをたくさん見ること、そして何より実践が大切です 。

最後までお読みいただきありがとうございました。





Otto!

美大を卒業後、デザインプロダクションでデザイナーを5年。 その後、IT企業のPR戦略室でブランディングデザインを担当。 WEBデザインを中心に、ユーザーに寄...

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