Illustrator(イラストレーター)とは?|デザイン用語辞典
Illustratorとは
Illustratorとは、Adobeから販売されているデザインやイラスト制作のためのアプリケーションです。
通称イラレと呼ばれています。
月額課金制で、Adobe CCというサービスに加入すると使用できます。
個人だと月5680円と中々高めの値段設定ですが、デザインを仕事にするなら避けては通れない道。
自分への投資だと思って使い倒しましょう。
7日間の無料体験期間もあります。
外部リンク:Adobe CC
Illustratorの機能
Illustratorは多機能すぎて、これがイラレ!と言い切ることはできません。
主に使われる場面を書き出してみると
- イラスト作成
- アイコン作成
- ロゴマーク作成
- チラシ作成
- 冊子作成
- WEBサイト作成
- 画像編集
- などなど…
これだけ多機能です。
WEBサイトよりは印刷物の制作に相性がいいですが、最近ではWEB制作に役立つ機能も次々と追加されています。
Illustratorの特徴
Illustratorでは、ベクターと呼ばれる形式の画像を扱います。
同じAdobeのPhotoshopで扱うピクセル(ラスター)画像はピクセルという点の集まりでできていて、拡大するとピクセルが引き延ばされてガビガビしてしまいます。
しかし、ベクター画像は座標データによって線や面が描画されており、拡大しても荒れることなく表示されます。
さらに、アンカーポイントと呼ばれる線上の点を動かすことにより、簡単に形を変えることができます。
ここまでの話ではベクター画像の方が優秀に聞こえますが、ベクター画像ではピクセル画像ほど写真の細かい部分まできれいに表現できません。
画像の特性を理解して使い分けるようにしましょう。
Illustratorを使えるようになろう
最近は、無料や低価格でIllustratorの代わりに使えるという謳い文句で開発されているアプリが多数出てきていますが、デザイナーになるならばIllustratorは使えるようになった方がいいです。
理由は2つあります。
- まだまだ他が性能で追いつけていないから
- 業界のスタンダードだから
まだまだ他が性能で追いつけていないから
基本的な機能は安価なアプリでも使えるようになってきていますが、やはり高度な表現をしようとするとIllustratorに及ばない部分も多いなと感じます。
特に日本語の文字に関してはIllustratorほど柔軟に扱えるソフトはありません。
せっかくのアイディアがツールの機能不足で表現することができないなんてもったいないと思いませんか?
クリエイティビティを最大限に発揮するためにも、いいツールを使うのは大切です。
業界のスタンダードだから
デザイン業界、特に印刷物のデザインにおいてはIllustrator一強と言っても過言ではないくらいに浸透しています。
そのため、印刷会社などの入稿形式もIllustrator形式が優先してサポートされている他、様々なアプリで互換性がありデータとして扱いやすいです。
また、使用人口が多い分、分からないことは調べることですぐに解決したりします。
Illustratorの勉強なら
Illustratorの勉強を独学で始めるのなら、まずは本から入ることをおすすめします。
下記の記事で役立つ本を紹介しています。
このサイトでも、Illustratorの使い方や小ネタを随時更新しています。
是非チェックしてみてください。
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